WHOの発表内容で変わる明日からの相場観

スポンサーリンク

WHOが緊急事態宣言をした際のシナリオを考えておく

本日も新型コロナウイルスの影響により市場は大荒れでした。
日を追うごとに混乱に近い形になっていくのは潜伏期間と発症時期のタイムラグがある上に潜伏期間中にも人から人へ感染を引き起こすリスクから来ているのかもしれません。
日経平均は本日大幅安、ホテルリートは多少値動きは落ち着いていますが未だ底値圏を維持したままです。ダウCFDも下がっていてこのままいくとNY市場も軟調相場になりそうです。


また、今夜WHOの緊急委員会が行われそれに伴い何らかの発表があると思われます。
ちなみに前回1/23の発表内容は「世界的な危機とは言えず、時期尚早」というものでした。

あれから1週間経ち、WHOは前回からの発言を修正する可能性もありえます。
仮に今夜のWHO発表で緊急事態宣言をした場合の対策を今から考えておきたいと思います。

緊急事態宣言があった場合

仮に緊急事態宣言があった場合は今夜のNY市場から東京市場にかけて相場に大きな影響が出る可能性が高いとみています。

このまま大荒れ相場に突入した場合、ショートポジションを持たない自分としては、あくまで買い向かう事しか出来ません。逆張りですね。混乱相場で大幅なドローダウンがあるなら買いを入れる方向で検討しています。


基本はインデックスですが個別監視についても27日に大幅ドローダウンしたものをピックアップしています。ここ最近の過去ポストにもそういう銘柄について触れてきました。
資金管理に問題ない範囲で売られすぎ銘柄を適宜買い入れる方針で行こうと思います。

もう一点はリート系を中心に物色すると思います。理由としては価格が下がる事により分配金利回りが上がる特性上、売られすぎと判断した銘柄なら割と安心感を持って買いに向かっていけるからです。この辺の銘柄も最近のポストでしばしば触れています。

ホテル系リートは押し目買いのチャンスになる可能性も

最近はホテル系リートの話を多くしていたのですが、それだけこのコロナショックとホテル系リートは敏感に反応する関係だと思っています。

問題となるのは外国人観光客の大幅縮小という実需減が売上棄損にもろに繋がる点です。実需が影響して売り上げ減→減配に繋がるリスクがそこそこあるという事でしょうか。
購入を考える際にこのリスクをどこまで織り込むべきかを考える必要があります。

しかし、減配するか否かというのは一時的にコロナショックで棄損した売り上げを企業が何の対策も取らずに放置した場合のシナリオであるという事も踏まえておいた方が良いでしょう。
リスクヘッジは大切ですがリスクの取りすぎは機会損失にもなります。その辺りは両建てで考えるべきでしょう。

リスクはヘッジするもの。でも取りすぎは機会損失につながる

ホテルリートに限らず様々なインバウンド企業がコロナショックにより売上棄損を起こすというのは想像に難しくありません。これは誰にでもわかる事です。逆にこの様な分かりやすい指標は株価に必要以上に織り込まれプライシングされがちです。
市場心理と実態の乖離が大きくなるという事はチャンスとも取れるという事です。

以上、とりあえずは今晩のWHOの発表でしょうかね。

何か逆張り一直線な記事になってしまいましたが、こういう種の戦略は必然的に含み損を抱える事になりますので声を大におすすめ出来るものではない事を申し添えておきます。

それではまた

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
クリックいつも有難うございます。

にほんブログ村

米国株ランキング

関連記事:

J-REIT投資全般
スポンサーリンク
ボケマシーンをフォローする
暗中模索 Not Found

コメント

タイトルとURLをコピーしました