高配当銘柄の利確をどう考えるか

米国株

高配当個別銘柄の利確について考えている

例えば最近で言うとAT&Tの株価が取得価格比で20%近くまで上昇した。

現在は多少調整してはいるもの15%程度の含み益がある状態。

高配当株ってのはもとより、より少ない原資で/より多くの配当を/出来るだけ安定的に得る事に最適解があるはずだ。

現状のAT&Tは取得時に比べて配当利回りが下がっていて心理的にも買い増しがし難い。

それならいっそのこと税金払ってでもキャピタルゲインしてその原資でSPYD(高配当分散)に切り替えた方が良いんじゃないのか?

この損益分岐がどこにあるのかシュミレーションをしてみる。

ある銘柄Aの配当利回りが6%とする。SPYDの配当利回りは4.5%とする

銘柄Aの価格が上昇しキャピタルゲインしたとする。

利確すると税金がマイナスされる。残った原資でもう一度配当利回りを算出し、その利回りがSPYDを下回るのだったらSPYDに切り替えたほうが良いという結論になる。

文にすると相当ややこしい。。何言ってるのかさっぱりわからねえ!

表を作って視覚的に攻めてみる。

スポンサーリンク

例1)AT&T 取得価格より10%ずつ上昇した場合のシュミレーション

この様な感じで取得後の株価が上がることで配当利回りもジリジリと下がっていく。
現状は15%上昇辺りで配当利回りもギリギリ5%というところ。
キャピタルゲイン後の原資というのは要は利確した後、税金を引いた額のこと。
この税引き後の原資での配当利回りとSPYDの配当利回り(4.5%)を比べると例えば30%上昇時に利確し、
SPYDに切り替えても年間に受け取けとれる配当額はほぼ変わらない事になる。

例2)配当利回り6% 銘柄Aでのシュミレーション

上記のはAT&Tを実際に取得した額で算出してみたが、要は係数の問題なんで他のケーススタディで考えてみる。
配当利回り6%で株価が1ドルの銘柄ならこのようなシュミレーションになる。
40%上昇時だと利確してSPYDに変更しても受け取れる配当額は変わらない。

こんな感じ。

基本的に高配当銘柄における個別株の利点ってずばり配当利回りが高いことなので(そのまんま)、受け取れる配当額が変わらずに銘柄分散出来るなら積極的に分散すべきという立場を取りたい。

次は連休明けのマーケットとボケマのポートフォリオ

セクター別ETF/前日比

強:エネルギー
弱:素材/生活必需品/一般消費財

サウジアラビアの石油施設が攻撃を受けたことで、原油価格の指標とされる米国産WTI原油が急騰し、
エネルギーセクターが上がっている。
エネルギー以外は全部弱いけど、特にバリュー系セクターが弱い印象。

ボケマ銘柄7種

RDS.Bは2%程度の上昇。AT&Tはさすがに上がりすぎて調整か。
VTIは前日比-0.2%に対し、ポートフォリオは-0.06%。ほぼ横ばい。

裏5種


はい全滅。まだ薄めに持ってるのでここらで買い増すかどうか。

現状と今後のポートフォリオイメージ

特に変わらずだがAT&TやRDS.Bの株価が想定より上昇した場合は、上記の通りにSPYDに寄せていく事も検討している。

損益一覧

RDS.Bが上がったがTが下がってヨコヨコ。
年間配当予想を含む実質損益が現状86万くらい。
年間配当額はとりあえず100万まで持っていきたいところ。

ポチっとしてくれないとパトラッシュが迎えにきます。

米国株ランキング  にほんブログ村   にほんブログ村

全部ポチッとしてくれたら頑張れます。

関連記事:

米国株
スポンサーリンク
ボケマシーンをフォローする
暗中模索 Not Found

コメント

タイトルとURLをコピーしました