コロナウイルスの影響で暴落してるホテルリートは買いか？

中国で発生した新型ウィルスが各地に広まっています。日本やアメリカでも感染者が確認されており、感染者の広がりは予断を許さない状況です

新型肺炎ウィルスコロナにネガティブ反応する銘柄

上の画像は先日1/23の終値ベースです。

インヴィンシブル投資法人、ジャパンホテルリートは今朝も続落しており、新型肺炎ウィルスでホテル系リートの価格が軒並み暴落しています。

ちなみにこの３つはどれも保有したことのある銘柄です。自分的につぎの買いのサインはどの辺りか。
今日はインヴィンシブル投資法人で検討してみます。

インヴィンシブル投資法人の日足チャートです。チャートツールはトレーディングビューを使っています。
10月までは日足75日線を割らずに順調に上昇していましたが10月半ばから11月にかけて大きく調整しています。

ちなみにこの大きな調整はホテルリートに限らずほぼ全てのJ-REITが対象です。

現在は日足200日線を大きく下に割っており、サポートらしいラインは日足では見えません。

日足チャートを更に引き伸ばしてみます。

2019年3月の上昇トレンド開始点と7月の調整点に水平線を置きました。

2019年3月に75日線が200日線を大きくゴールデンクロスし、その後強い上昇相場を作りました。その上昇トレンドは19年10月まで続きます。
現在はと言うと逆にちょうど今25日線が200日線に対してデッドクロスする所です。

25日線が200日線に対してこのままデッドクロスに入ると一先ずこの2018年7月につけた55,663円辺りを目指す様な形に見えます。

ただそこまで落ちると75日線もデッドクロスするはずなのでもっと大きな調整になるかもしれません。次に週足を見てみます。

インヴィンシブルは2016年4月に88000円辺りをピークに約1年かけて2017年4月に底値41000円まで50％オーバーのドローダウンを経験しています。

底値をつけた後は54,845円まで一度リバりますがその後また下落しました。
そこからは2019年3月までは2年間ほどのボックス相場圏でした。

2本ある水平線の上の部分がどこまでサポートになるかは微妙な所ですが仮に下落が続いた場合、55,000円辺りが一つの節目に見えます。

最後に分配金利回りから見てみます。

インヴィンシブル投資法人の向こう1年の分配金は3459円です。
1/24取引終了後の価格が59000なので現在の分配金利回りは5.86％です。

節目の6％は57,650円、6.5%は53,215円、7％は49,414円です。
一応2017年底値の41,000円まで落ちると利回り8.4％です。笑

個人的には利回り6％超えから投資妙味が出てくるかなと考えています。
仮に7％オーバーなんて事になったなら本腰を入れて分配金取りに行きますかね。。

以上です。勿論このままコロナウィルスが無事に収束してくれるシナリオが一番平和ですね。
個人的にもまたインヴィンシブルを保有したい訳でもないので。

一応利回り的に見てもチャート的に見ても55,000円ラインは注目していますという記事でした。