11月高値からコロナショックまでのホテルREIT騰落率一覧

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東証REIT指数のこの1年の動き 

前回の続きとなります。
まずは前提として東証REIT指数のこの1年間の値動きを見てみます。

2019年1月から現在までの日足チャートです。
参考として75日の移動平均線のみ加えています。

こう見るとわかりやすいと思うのですが2019年のREIT指数は年初から一貫して上げ相場で、11月に入って初めて大きな調整が入りました。この調整の原因は今のコロナショックの様な時事ネタに絡むものではなく所謂上げすぎによるものだったと理解しています。

2019年11月につけた高値は現在も更新されていません。

主要5つのホテルREITを加えた年間日足チャート

次に同じチャートに主要5つのホテルREITを加えてみます。

基準 :東証REIT指数
緑8985: ジャパンホテルリート投資法人 
青3478:森トラストホテル&リゾーツ
黄3463:いちごホテルリート投資法人
紫3287:星野リゾート・投資法人
オレンジ8963: インヴィンシブル投資法人

一気に全体が複雑になりましたが、よくみるといくつか気づく点があります。

・インヴィンシブル投資法人の標準偏差(ボラティリティ)の大きさ

・森トラストホテル&リゾーツと星野リゾートは意外と堅調に推移している

・相対的に見たいちごホテルリート法人のパフォーマンスの悪さ

・直近のジャパンホテルリートの安値更新幅

インヴィンシブル投資法人は10月時点で年初比+56%と言ったグロース株並みの水準で上昇していた事は驚きです。

11月高値からのドローダウン

基準 赤:東証REIT指数
緑8985: ジャパンホテルリート投資法人 
青3478:森トラストホテル&リゾーツ
黄3463:いちごホテルリート投資法人
紫3287:星野リゾート・投資法人
オレンジ8963: インヴィンシブル投資法人

最後に11月の東証REIT指数の直近ピークの値を開始ラインに設定したものです。
こちらは2時間足です。見やすい様に線を太めにデフォルメしています。

2019年11月月初と2020年1月末日の価格比は下記の通りです。
基準 赤:東証REIT指数:-1.90%
緑8985: ジャパンホテルリート投資法人:-19.05% 
青3478:森トラストホテル&リゾーツ:+0.07%
黄3463:いちごホテルリート投資法人:-10.77%
紫3287:星野リゾート・投資法人:-5.26%
オレンジ8963: インヴィンシブル投資法人:-19.62%

昨年11月比のチャートをみての所感です。

・ジャパンホテルリートとインヴィンシブルは20%近くのドローダウン

・それでもまだインヴィンシブル投資法人は危ういチャートに見える

・東証REIT指数はコロナショックの影響を受けていない(株価との相関係数も低い)

・森トラストホテルが11月比で東証REIT指数のパフォーマンスを上回っている

と言ったところでしょうか。

引き続きホテル系REITの値動きは週明け上海市場が開いた後もウォッチしていきたいと思います。
それではまた。

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